
20代のうちに結婚できなかったし、ウェディングドレスは今さら恥ずかしいし、コロナもあるし、私は結婚式はいいや~…

確かに20代特有のピチピチ感は残念ながらもう私たちにはありません!
でも、30代には30代の良さがあります。
恥とかネガティブな感情から結婚式をしないと決めたら、数年後に後悔しちゃうかも…
そうならないためにも、35歳で挙式する私が感じる、結婚式が30代以降になってむしろよかったこと5つを紹介します!
貯金がある
まず、30代の結婚式が良かったなぁと思う点は、貯金があることです。
結婚資金・・・と思って、20代から、友人の結婚式や元カレとの別れという困難に打ちひしがれながらもコツコツ貯めてきたお金が、やっと羽ばたく時が来ました。
貯金があるから、リゾ婚も余裕!家族全員ご招待も余裕!憧れの式場もあのドレスも選び放題!
ご祝儀を当てにした予算計画を練らなくていいので、自分たちの思うとおりに結婚式の計画を立てられます。
結婚式準備も、「お金がないから、DIYするしかない」という選択肢はありません。
キャリアを積んできてバリバリ仕事をこなし、時間がなかなかとれない方も多い世代でしょう。むしろお金で時間を買う効率の良さを選べます。
ちなみに私はDIY好きなのでちょこちょこハンドメイドを楽しんでいます♡
こんな選択ができるのも、資金に余裕があるからだなぁと思います。

相場感があり、ネットワークが広がり、交渉力が上がっている
30代ともなると、社会人歴10年選手。
職種にもよりますが様々なものの価値が見えてきていると思います。
「このサービスはこの値段が妥当」という相場感は、下限はあるけど上限はない結婚市場ではとても重要なスキルです。
また、20代の頃よりも仕事や交友関係のネットワークが広がっている人も少なくないでしょう。
「結婚式場で頼むより、友人に仕事として依頼した方がクオリティが高いし、友人も喜んでくれる」ということもあるかもしれません。
また、相手の意向を汲みながら自分の意見を相手に伝えられる交渉力もついてきているでしょう。
結婚市場はお祝いだから値引きできないんじゃ…
そう思っているあなたはカモられます!!
式場でもドレスでも、必ず相見積もりをとって価格の交渉を行い、納得いってから契約しましょう。もやもやしたまま契約せず、30代の自分のスキルを信じて大人な交渉をしていきましょう。
▽結婚市場でカモられないために気を付けること

兄弟や親友、親戚に子供がたくさんいるから和んだ挙式ができる
35歳ともなってくると、2~3人子どもいるよーって友人もめちゃくちゃ多くなってきました。
彼女たちが結婚式をしていた頃は、ゲストの多くが独身であったため子連れで参列しているゲストはなかなかレアでした。
でも、今は悲しいかなほとんどが子連れです!!!爆
この環境を悲観的にとらえず、むしろラッキーなことと思えたら、ぜひこどもたちに役をお願いし、今までにないアットホームで癒される挙式にしてはいかがでしょうか。
子どもによる演出
招待するゲストやこどもの年齢によりますが、代表的なこどもたちの演出には以下のものがあります。
受付
家族のみの小規模挙式ならば、受付をこどもに任せるのもいいかもしれません。いきなりのこどもの純粋な働きぶりにゲストが癒されること間違いなしです。ご祝儀がある場合は、大人も一人そばについていれば問題ありません。
フラワーガール・フラワーボーイ
花嫁の入場時に前を歩きながら花びらを撒き、お花の香りで道や会場を清める演出です。
歩きながらお花をまくだけなので、比較的小さい子でもできます。ただし、階段などの段差がある場合は上がれなかったりお花のカゴを落としてしまうかもしれないので、配慮が必要です。
リングガール・リングボーイ
新郎・新婦の指輪交換前に指輪を届ける演出です。
リングピローを届けるだけなので、フラワーよりも簡単です。ただし、同じく階段などがある場合には配慮が必要です。また、多少の揺れではリングが落ちないよう固定しておく必要があります。
ベールガール・ベールボーイ
新婦のベールの裾を軽く持ち、新婦の後について一緒に入場する演出です。
ベールが高く上がりすぎないように身長の小さな子どもで、かつ新婦と歩幅を合わせられる子、という選ぶ方もする方も少し難易度が高い演出です。複数人で裾を持っても愛らしいです。
乾杯のご発声
上司や親友が担うことの多い乾杯の挨拶とご発声は、最近では子どもでもしっかりとやってのけちゃうのです。
Youtubeでいくつか上がっているのを見ると、他人の子なのに涙腺が緩んでしまうくらい感動的で可愛らしいと思いました。
▽この子は5歳らしいです。ものすごくしっかりしています。
子どもに協力してもらう演出は、総じて大人の満足感のためが大きく、当の子どもたちはほとんど理解していないのが現実だと思います。ですから、子どもにやりたいかどうか必ず聞いて、嫌がるのに無理矢理させないようにすることが大切です。良い記憶を残してほしいですからね(^^)
▽フラワーガールをお願いしている姪っ子ちゃんに、花冠を準備しました🌷

場数を踏んでいるから良いとこ取りができる
30代ともなれば、親戚、友人、同僚の結婚式に数多参加してきたかと思います。
実際、私も大学卒業後の23歳〜32歳までは、毎年2件、多くて4件くらいの結婚式や2次会に参加してきました。軽く30件くらいはこなしているかもしれませんね😂
これくらいこなしてくると、スピーチや余興、受付なども大体イメージができていますし、引き受けてくれやすい人の見極め方や依頼の仕方もわかってきています。
それら全ては自分の価値観として血となり肉となっているため、しっかり自分の結婚式に生かしていきましょう(^^)
ここで、私が良かったなぁと思う演出と微妙だったなぁと思う演出それぞれ三選を紹介します。
今まで参加した結婚式で微妙だったなぁと思う演出三選
お色直しが3回以上
地域性もあるのかもしれませんが、親戚の結婚式でお色直しが3回ありました。
(挙式)ウェディングドレス→(披露宴)和装→ウェディングドレス(2回目)→カラードレスという順番でした。
ウェディングドレス2回目は、挙式に来られなかったゲストへ披露するためということだと思いますが、ゲストはその間待たされるので、長いお式だったなぁという感想です。
2次会が立ちっぱなし
結婚式の日って女性はヒールですよね。普段から履いていればまだ良いのですが、ほとんどの人はイベント用の普段履かないパンプスではないかと思います。
遠方のため新幹線で向かった友人の結婚式では、二次会が基本ブッフェ形式で椅子がとても少なかったため、2時間くらい立ちっぱなしでした。
とてもキツかったですね。ヒールを脱ぐわけにもいかないので…
妊娠中の友人も座る椅子がなく、荷物置き用の棚に腰掛けていました。
それにみんな疲れてるから、少しある椅子は早いもの勝ちで、なかなか譲ってくれないんですよね(*_*)!
結婚式をした友人曰く、ゲストとの距離を近くしたいからと言っていましたが、自分のときは余るくらい椅子を準備しようと心に決めました。
下品な野次を飛ばすゲスト
いつもの飲み会のノリで参加しているゲストには非常に不快な印象を抱きました。
女性ゲストの薄着をみてにやにや、スカートで階段を登るのを下から覗く、披露宴でチューコール…
結婚式はこうでなければならない、というものはありませんし、新郎新婦が満足していれば問題ないのでしょうが、アットホームを履き違えているようであまり気持ちの良いものではありませんでした。
とはいえゲストがしたことですので、自分の結婚式に生かすとすれば、友人は呼ばない、というくらいしか対策はできません(*_*)
今まで参加した結婚式で良かったなぁと思う演出三選
控室で待ちくたびれさせない工夫
結婚式の会場入りは、あまり早すぎてはいけないと思いつつも遅刻しないように早めに着いてしまう人は多いんじゃないでしょうか。
そんなゲストを退屈させないように工夫してくれているのを見ると、心温まりました。
今まで参加してきた中では、ウェルカムドリンクを準備してくれている、2人の旅行や前撮り写真を控室に飾る、ゲストの寄せ書きやチェキの写真撮影などがありました。
▽控室にフォトスポット!手前のソファに座ってゲスト同士で写真撮影していました(^^)

建物そのものが見応えがあり、非日常を味わえる
歴史的建造物だったり大聖堂だったり有名な建築家が設計した現代美術の建物であったりすると、一歩足を踏み入れるだけで異世界にきた気分になるものです。
こういった場所で行われていた結婚式はやはり記憶に残りますし、普段はなかなか立ち入ることのできない素敵なところへ連れて行ってくれて感謝の気持ちも溢れてきます。
どこをどう切り取っても絵になるので、終始楽しかったです。
新郎新婦の人となりがわかる演出
新郎新婦の人となりや個性がわかる演出は、見ていてとても楽しいなと思いました。
共通の友人でない限り、お相手のことは全く知らないですし、こんな人と結婚したんだね✨ということがわかって良かったです。
生い立ちや出会いのムービーがその代表だと思います。
お色直しで、普段仕事で着ている制服に着替える人もよく居ますよね。とても印象に残りますし、友人の違った一面も見られて楽しかったです。
▽参列した結婚式場のクチコミを書いたらAmazonギフトがもらえます!

コロナを理由に上司や微妙な友人を招待しなくてすむ
結婚式はしたいけど、ゲストに誰を呼ぶか考えたり準備するのは面倒だなぁ。と思っている方に、今ならなんと、嫌な人を呼ばないで済むすごい免罪符があります。
それは、「コロナだから式は親族だけでする」です!!!
これは、30代とか関係なくない?と思うかもしれませんが、今日まで結婚式を挙げてこなかったからこそ使える免罪符なのです。
たくさんのゲストを呼びたい人にとっては良くない環境ですが、私のようにひっそりとしたいと思っている人にとっては、コロナを上手く活用して本当に好きな人だけで結婚式をあげられる大チャンスです。
22歳の時に呼ばれたから行った同じ大学のそんなに仲良くなかった同級生の結婚式。結婚式後からすぐ疎遠になりました。
34歳の今、連絡先もわからないしもちろん私の結婚式には呼ぶつもりはないのですが、後で誰かに風の噂で聞いた時も、コロナだしね〜とそんなに気まずい雰囲気なく割り切っていただけるでしょう。
◇
以上が、私が考える結婚式が30代になって逆に良かったこと5つでした。
30歳目前で結婚の予定がなくて絶望を感じている方へ、案外30歳過ぎての挙式も悪くないかも?と励みになればなぁと思います(^^)

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